「生まれ変わった、オレを見ろッ!!!」(苦笑)

 はい。いつもの如く、昨日(2/12)つーか、僕にとっては今日なんですが、キャンペーン潰れたので、急遽「DX2nd」のGMやってきました。
 PLは、ヒロベさん、村7さん(id:muraitt)、ruwindさん(id:ruwind)の三人。


PC①:加茂野一角(カモノ=イズミ)/PL:ヒロベさん
 性別:男 年齢:17歳 シンドローム:バロール/オルクス Dロイス:古代種
 いにしえの陰陽師の血を継ぐ異能なUGチルドレン。遥か彼方からの記憶を連綿と受け継いでいるらしい。(笑)
 まぁ、ぶっちゃけると、すべては「呪詛返し」を修得するためだけの設定なんだけど。(笑)
 PCのロールプレイとPLの狡猾かつ打算的な洗練された制御が素晴らしかったです。それと素直に今回は、「やーらーれーたー」って思えるエフェクトの使い方をされました。描写も良かった。喋らせるのではなく、意識を共用するという一種サイコダイブのようなものもね。(笑)
 あの情報はPCが手に入れた情報をNPCに直接投げかけないといけない類のモノだったので、ああいうふうにやるとは、勉強になりました。はい。(笑)
 ヒロインも救ってくれたしね。(笑)
 まぁ、もうちょっと、ヒロイン七瀬(NPC)とのシーンを作るつもりだったんだけど、情報収集がこちらの予想よりも早くて、間に合わなかったのだよ!!
 ああ、七瀬がPCに色んなことを告白しようとして、言えなくて、突然、泣き出すシーンとかあったんだけどなー。(笑)


PC②:天城豊(アマギ=ユタカ)/PL:村7さん
 性別:男 年齢:17歳 シンドローム:ソラリス/ハヌマーン Dロイス:装着者
 FH施設で育てられ、思想教育されたFHチルドレン。亡き親友兼恋人(幼なじみか?)の形見ともいえる彼女の手によってカスタム化された戦闘服を身にまとい戦う。
 戦闘トループを従えるFHエージェント(チルドレンじゃない)。
 GM的には、ここが本当はPC①でした。(笑)
 村7さんは、あいかわらずのPC①体質で、熱く煮えた台詞と聞いてると痒くなるような甘い台詞を楽しげに言っていたので、GM的に狙い通りで、成功した思えるところですね。それに、そのおかげでシナリオもスムーズに進んだしね。
 こちらのヒロイン優のシーンに関しては、PLに頼み込んで入れさせてもらった。こっちも情報収集が予想より早く進み過ぎていて、差し込むのは苦しかったが、どーしても僕のリリカル成分と村7さんに甘い台詞を言ってもらいたかった(笑)ので、古屋トワ(PC③:ruwindさん)に情報渡すの待ってもらって回想シーンを入れた。(苦笑)


PC③:古屋トワ(フルヤ=トワ)/PL:ruwindさん
 性別:女 年齢:1000歳以上(外見二十代) シンドローム:バロール/バロール Dロイス:不死者/古代種
 1000年以上生きる謎の古代種の女性探偵。元FHの施設で実験を受けていたが、今回のシナリオ・ロイスの八神冬夜(UGNのエージェント)によって救われた過去をもつ。
 えっー、データ的には、どぎたねー僕好みな仕様でした。フラットして、アレかよー。(エラッタ入るの確実)しかも、フラットあって、不死者かよー。(爆笑)
 とてもいい設計です。見習いたいです。(笑)
 まぁ、それでも、今回、唯一の二倍振りでしたけどね。(笑)
 ここについては、「すまん、トワ!」という気持ちでいっぱい。(苦笑)
 もうちょっと、PCとしてスポットライトを当てたかったです。その用意もしてたんだけどなぁ。実は、八神冬夜(NPC)との回想シーン(銀のロケットについて)と「大切な」ロイスとの回想シーンを用意はしてたんだけど、こちらの予定以上に情報が揃うのが早くて、あと「大切な」ロイスがこちらの想像していたのより、関係が浅かった(今回の裏テーマは「親子-家族-」と「ヒトの心の闇」だった)ので、ちょっと、うまくマスタリングできませんでした。全然ダメやね、僕。(苦笑)


 というわけで、参加者各位さま。お疲れ様でした。


 まぁ、今回のシナリオは、sirotoにしては珍しく完全無欠のハッピーエンドにいきました。(笑)
 予想以上に情報入手が早くて戸惑った部分もあったんですが、ダイス目標値で開示させるシステム的なことを考えると運の要素もあった(もちろん、開示しやすいように情報の技能Lvを上げる。事件現場に行って、その項目を調べると達成値ボーナスがつく。NPCにフォローさせる等も用意しました)ので、狙い通りといえば狙い通り。
 シーン数が少ないと指摘されたことについては、「DX2nd」はシーン少なめでシナリオを作る姿勢で作ってるので、僕的にはOK。今回は、たまたま一回一回の情報収集の時のダイス目が良かったので、シーンを情報収集の為に割く必要がなかったので、クライマックスまでで、侵蝕率があんなモンになっちゃった。(苦笑)
 本当は、情報収集シーンのときに、回想シーンや個別のイベントを挟み込む予定だったので、回想シーンが余っちゃったのが実情。ニセ情報とか、どうでもいい情報をもっと混ぜておくべきだったかなって思うけど、20個の情報項目は、「DX2nd」では多すぎる気もしていたので避けたのでした。
 これが「NOVA」なら、倍近くは軽くいくのにね。(苦笑)
 まぁ、概ね成功といえます。
 新しいテクニックも身につけたので、これからは、バッドエンドにいくことも少なくなるでしょうね。(笑)
 今回の一番の収穫は、情報項目を明示するでしたね。前からやろうやろうとは思っていたんですが、僕の老害パトスが、それはイヤだって暴れていたんで、それをズバッと切り捨てて、なんとか。(苦笑)
 GMやってて違和感が少しだけまだあるけど、これからは、この方法でシナリオを作ることにします。回数やってくうちに、違和感もなくなるか、気にならなくなるだろう。ハンドアウトの時みたいにね。(ハンドアウトも、はじめは違和感バリバリあった)
 つぎは、リリカルを切り捨てて、描写とかNPCを減らして、ネタをぶちこんでグツグツ煮れば、新しいsirotoが見えてくることは解っているのですが、リリカル切り捨てるのは、苦しいねー。(笑)
 ところで今回のシナリオは、siroto好み(復讐)で、すげえリリカルだったんだけど、予想以上に受けがよくて安心したのも事実。
 NPCの八神冬夜は、冬夜という名前からして、GMのお気に入りなのは明白。つーか、僕はこういう復讐キャラ(設定とか、性格とか)やりたいと思っていたキャラで、PCでやれないのでNPCで出しちゃったという最悪のキャラだったんだけど。(苦笑)
 ヒロイン①の七瀬は、ちょっと没個性で反省。もうちょっと頑張れたはず(なにがだ?)なんだがなぁ。まだまだ、だね。とかどっかの王子様に言われそうだ。(苦笑)
 ヒロイン②の優は、逆にいいカンジに仕上がってたかな。はじめて出したタイプのヒロインNPCにしては、いいカンジだったと思う。まぁ、羞恥心を捨てなければやれませぬ。というキャラだったんですが。(笑)
 支部長に関しては、まぁ、いいや。三下ロールプレイをruwindさんに教えてもらうか。(笑)
 春日恭二に関しては、思い入れが少ないので、あんなカンジ。(笑)
 それでも人気のある(?)キャラなので、PLサービスのために頑張った。(付属シナリオの台詞全部読んで、使えそうなのをそのまま書き写したりしてね)
 今回は、GMの用意したハッピーエンド・ルートのほとんど(80%ぐらい)のイベントが回収され、情報も開示されまくりだったので、大成功と言っていいのかもしれない。
 けど、自己採点は60点だ。まだまだ改良の余地はあるし、今回のシナリオでいうと前から言っていたけど、構成が単純だった。なので、結末へのカタストロフィが少なかった。
 今回の手法(情報明示)なら、もっと入り組んだシナリオ構成でもやれるはずなので、情報量を増やし、かつイベントとの兼ね合いの両立も目指したいところだ。
 リリカルは捨てらねーっぽいけどなー。(笑)
 ようやく使える武器を手に入れたような感覚で、いい感じだ。(笑)
 これから、どんどん強くなれる気がする。(←気のせい)