「えっーと、こんなネタを考えてみた」(笑)
PC①ハンドアウト
推奨スタイル:なし(カブト? フェイト?)
コネ:ケームル人の着ぐるみの少女 推奨スート:クラブ
キミは一仕事終えて、深夜のアンモニアベニューの裏通りを歩いていた。
そこへ、ひとりの奇妙な格好をした少女が駆け寄ってきて、キミに言った。
「助けて!!」
彼女の後方から聞こえてくる乱雑な複数の足音。お決まりのダークスーツを身に纏った巨漢たちの姿が想像できた。
まわれ右しろ、と脳内で叫びまくるもう一人の自分の声すら忘れて、キミは呆然と彼女を見つめていた。
後に知った。
彼女が身につけていた奇妙な衣装―――いや、着ぐるみが、災厄以前に放映されていたTVドラマ(?)の宇宙人であることを。
その名をケムール人、と言った。
PC②ハンドアウト
推奨スタイル:なし(レッガー? フェイト?)
コネ:円谷永智(マドカタニ=ナガトモ) 推奨シート:クラブ
キミには尊敬する人物がいる。世間一般の価値観すれば、その人物は衆目の認めるべき人物ではない。しかし、キミは現実が奇麗事だけで動いていないことを知っている。
伝説の任侠、いや、最期の任侠と呼ばれる大親分。あの音羽南海子すら一目を置いている人物―――円谷永智(マドカタニ=ナガトモ)その人である。
そんな人物からの頼みならば、どんな難題であろうと断るわけにはいかない。
稀代の極道である円谷大親分は、言った。
「わしの・・・わしの・・・わしのバルタンを探してくれ」
それは魂の底から響くような、血を吐くような叫びだった。
PC③ハンドアウト
推奨スタイル:イヌ
コネ:ルイス・ガードナー 推奨シート:スペード
キミは、上司である千早冴子に呼び出された。
優秀なキミを見込んでの捜査命令である。
ここ数日、16〜20歳の女性の行方不明事件が相次いでいた。そして、今朝方、北米連合の大物と言われる人物の所有するベンツの後部トランクの中から、バラバラにされた18歳ぐらいの少女の遺体が発見された。
ベンツの所有者である北米連合の大物―――ルイス・ガードナー(52)は、言った。
「オーマイゴッド! ジーザス!! うちの運転手が、そんな猟奇趣味をもっていたなんて、ショックで言葉もでやしない!!」
と。
証拠はない。しかし、年若い女性の行方不明事件はルイスの来日の翌日から始まった。殺戮魔は、北米連合のカーライル・シンジケートのドンのひとりであることは明白であろう。
ヘタに手出しはできない。だが、このN◎VAで好き勝手な真似はさせられない。
ルイスは、まだ、あと三日間滞在する予定である。
その間に証拠を集め、奴の身体に鉛玉をぶちこんでやる!とキミは思った。
PC④ハンドアウト
推奨スタイル:トーキー
コネ:ジェシカ・コリンズ 推奨シート:ダイヤ
キミは、N◎VAでは少しは名の知れたジャナーリストである。
この街の隅々にまで張り巡らせたキミの情報網に引っかかった事件があった。
とある北米の大物のベンツから発見された少女のバラバラ死体。それも、奇妙な衣装を纏っていたらしいのだ。
キミの鋭い嗅覚は、スクープの臭いを嗅ぎ取っていた。
そんな折に、キミの友人であるジェシカから、奇妙なことを聞かれた。
「ゼットン星人って、知ってる?」
と。
アクトトレーラー
少年の頃に見た夢を振り返ったとき、
ほろ苦い想いが、目頭を熱くする。
大人になるということは、そういうことさ、と。
訳知り顔で語ることは誰にでもできる。
だが、夢を捨てきれない少年は、
どうやって大人になればいいのだろうか?
幼い頃、少年は誓った。
「ぼくは、・・・・・になりたいんだ」
と。
少年時代の夢は、美しいままで・・・。
トーキョーN◎VA The Detonation
「侵略者を撃て! と少年は言った」
ようこそ、光の国へ。
えっーと、ネタですよ。(笑)
元々は、ウェディングドレスを着た少女とか、生き別れたになった娘とか、そういう単語だったんだけど、なぜか、ケムール人とか、バルタンに・・・。
まぁ、やりたい人がいれば作るけど・・・。(笑)
ちなみに、ちゃんと情報収集が必要だったり、ハンドアウトの中にヒント(トリック?)があったり、思いのほか、ちゃんとシナリオとしては練られているんですよ。ええ、元々はシリアスなシナリオでしたからね。(笑)
ただ、なんつーか、もうこれはネタだけって気もしないわけではない。つーか、それ(ネタ)だけでいいみたいな。(笑)