「『K-1MAX』感想」

 K-1の感想っていうより、総合ルールの所英男選手の感想である。ほぼ同年齢なんだけど、あのヒトは、なんで、あそこまでプレッシャーに強いんだ?
 つーか、すげえ落ち着いて、自分のスタイル(オレ流)で戦っているように見える。
 今回の相手の選手(ガブリエル・リムレイ)も日本では無名だが、けっして弱い選手じゃない。一流の選手だ。
 なのに、見事な一本勝ちをしてる。グラウンドのテクニックは、本当に凄いと思った。腕を狙って、意識をそちらに向けてから、腕十字は無理だと思うと三角絞めへの移行。教科書(セオリー)通りの展開ではあるが、それを出来る選手は限られている。相手だって動くし、総合ルールの選手ならば、十分に理解してる動き(技の移行)だからだ。
 あれだけの大舞台だ。しかも、自分がノゲイラ戦、宇野戦という二試合を経て、注目されていることは解っているハズだ。緊張もプレッシャーも半端じゃないハズなのに、リングで伸び伸びと戦っている。この精神力こそが、一番、凄いのかもしれない。
 正直な話をするとK-1ルールでの『K-1』への出場は辞めて欲しい。可能であるならば、『PRIDE』に出場して欲しい。あそこの軽量、中量級が面白いからだ。UFCとの提携の関係か、UFCの選手が続々と出場している。
 一番いいのは、『K-1(総合系)』と『PRIDE』の対抗戦(5対5とか)をやって貰えると非常に燃える。
 所英男選手には「リングの魔術師」の異名をこれからも広めて欲しい。これからも応援したいと思う。(なんで、そんなに偉そうなんだよー。てめえはよー。---苦笑)
 強い日本人選手はいいよねぇ。(笑)