「恥ずかしい科白を言わせる為のシナリオ・ハンドアウト」(苦笑)


アクト・トレーラー
 とぎれない昨日、
 見えない明日、
 永遠につづく今日。
 跡形さえなくなった街で、
 繰り返される、ありふれた日常。
 触れる指先、
 拭われる涙、
 温かな腕(かいな)に包まれて眠る。
 それは、祈り。
 それは、願い。
 それは、救い。
 けれど、それは罪----。

   ブレイド・オブ・アルカナ
「Rood to The Depths-輪廻の封鎖路-」
 アルカナの刃よ、闇の鎖を打ち砕け!



PC①用ハンドアウト
 因縁(過去):アデルハイド・フォン・トリトハイム
 因縁(過去):ウィルヘルム・デュラー
 因縁(現在):ルイセ・エーベリンク  推奨アルカナ:アダマス(変更可)

 燃え盛る炎、逃げ惑う人々、阿鼻叫喚の地獄絵図。幼い頃に見た、あの紅く燃える夜空をキミは忘れることができない。
 あのとき、ほんの少しでも勇気があったのなら・・・。
 彼女の手を離さずにいられたのなら・・・。
 キミの身体は大きくなり、キミの力は強くなり、キミの手は誰かを守れるようになった。
 けれど、キミが本当に守りたかったモノは・・・。
 ふと、最近、そんなことばかり考えてしまう。それは、予兆だったのかもしれない。
 キミが所属する傭兵団『流離いの白狼団』の団長であるシドに、仲間であるルイセと共にある任務を命じられた。それが、キミにとって特別な任務になるとは、そのときは思いもよらなかった。
注意):シナリオの因縁は三つ。初期因縁は未来をひとつしか選択できない。


PC②用ハンドアウト
 因縁(過去):アウグスト・フォン・タウジッヒ   推奨アルカナ:クレアータ(変更不可)
 キミは、作られた存在。意志をもつ自動人形。
 だが、キミは、数年前にマスターに捨てられた。
「おまえは、わたしの飛男子供じゃない!!」
 キミにとっては、神たる造物主から投げつけられた言葉。
 その言葉を最期に、キミのマスターは姿を消した。
 キミは探しつづける。
 自分を作り出したマスターを。
 それが、憎悪からくるものなのか、敬慕によるものなのか。
 それは、キミだけが知っている。


PC③用ハンドアウト
 因縁(現在):黒い剣士   推奨アルカナ:コロナ(変更可)
 キミは、アンゲリア七世に剣を捧げた騎士だ。ただの騎士ではない。信仰の聖地であるペネレイアの『ヨハンナ修道院』を守備する『正真教教会』直属の聖堂騎士団第八兵団【光翼騎士団】の団長でもある。
 キミは日々恙無く、任務を果たしていた。
 そう、あの”黒い剣士”に出会うまでは!!
 鉄塊のような大剣を振るい、人間離れした剣技で騎士団の精鋭たちを斬殺した”黒い剣士”は『ヨハンナ修道院』から「秘蹟」と呼ばれるモノを強奪したのだ。
 アンゲリア七世猊下のお嘆きとお怒りは深く、キミに勅命が下された。
 神への反逆者たる”黒い剣士”の抹殺である。
 キミは、勅命を果たすために旅立った。


PC④用ハンドアウト
 因縁(現在):ローザリンデ・メルゼフェルト   推奨アルカナ:アクシス(変更可)
 キミは『天慧院』に属する人間である。
 数ヶ月前に突然、旧エステルランド王国首都フェルゲンから、強力な魔力を感知した『天慧院』は、そこへ調査団を派遣した。
 しかし、調査団からの連絡なく、行方も不明となってしまった。その調査団に参加していた友人のローザリンデの身を心配したキミは、独自に調査すべく、廃墟と化したかつての王都へと向かった。
 

PC⑤用ハンドアウト
 因縁(過去):ロヴレンド   推奨アルカナ:なし
 キミは奪われた。
 もっとも大切なモノを。
 キミのすべてを。
 ---紅き邪竜ロヴレンド。
 それが、キミから、すべてを奪った存在。
 だが、キミがなにを思い、なにを求めているのか、キミしか知らない。
 憎悪に身を焦がしているのか、絶望に身を委ねているのか、それとも希望の明日を信じているのか。
 憎しみを捨て去ることができたのか、過去を忘れて未来を生きることを望むのか。
 それは、キミ次第だ。しかし、旅の途中で立ち寄ることになった、かつての故郷は廃墟と化しているハズだった。
 しかし、キミの眼前に広がっている光景は、驚くべきモノだった。


基本設定:
 年代は、西方暦1072年。季節は、冬です。
 基本的にPC②(クレアータ)以外は、アルカナは自由です。
 エピック・プレイは、結構、シナリオの設定の縛りがキツイので、縛りの薄いPC④、PC⑤(ギリギリPC③も)枠じゃないと無理かもしんない。(応相談)
 レギュレーションは、経験点10〜20点ぐらいかな。PL(参加者)の希望かな。


PC①について。
 村7さん(id:muratti)の枠。ただし、ラブコメ(?)やってくれるなら、ruwindさん(id:ruwind)でも大歓迎。(笑)
 ぜひ、臭かったり甘かったり痒かったり、そんな科白を言ってくれ。(笑)
 ザ・主人公。性別は、絶対に男。年齢は、18〜20歳ぐらいまで。幼なじみの優しいヒロインと傭兵仲間のツンデレ・ヒロインが登場予定。(苦笑)


PC②について。
 性別は自由。ただし、マスター(造物主)は天馬博士決定済み変更不可。(笑)
 年齢は12〜16歳ぐらいまでの外見が希望かな。探す理由はPLの任意。


PC③について。
 まぁ、ハンドアウトの設定を押さえていてくれるなら、騎士団から依頼を受けた冒険者とか、そんなでも可能かな。
 PCの設定次第で、異端審問官とかもやれるぞ。(笑)


PC④について。
 ラブコメ(?)要素があるのは、ここ(PC④)とPC①だけ。(ただし、PCの設定があれば、ラブコメ(?)要素は付け足すけど・・・)
 ここも『天慧院』に依頼されてとか、ローザリンデの個人的な友人だからとかで、自由に設定変更できるかな。


PC⑤について。
 フリーダム。設定は自由。ぶっちゃけ、PCの設定次第。復讐者にもなれるし、自由な旅人になれるし、酔っ払いにだってなれる。(意味不明)
 シナリオの物語的な奥行きとsirotoの好みから言えば、復讐者やるのが吉。(笑)
 自棄になってる酔っ払いとかも、アリかなとか思う。(笑)



追記.
 ちなみに、このシナリオは、タイトルから解るかもしんないけど、4/9にヒロベさんがやってくれた「輪廻の十字路」の続編みたいだったり、違ったり。(苦笑)
 つーか、インスパイア?(笑) オマージュ?(苦笑) リスペクト?(爆笑)
 まぁ、「輪廻の十字路」を知ってるとニヤリとできるかもね、みたいな。(そんなこともないか)