「パクリインスパイアでリスペクトなんだってば!!」(笑)

 まぁ、なんつーか、自己満足的な予告というか、いびつに歪んだカタチの熱意の表れというか、ちょっと勘違いしてるつーか、その力の入れ方が「ちょっとね・・・」みたいな的な感じなんだが、そういうとこを含めてのsiroto渾身(その時点でかなりダメっぽい)のシナリオ「ヒトコイシクテ、アイモトメ。ヌクモリモトメ、ヒトアイシ。−Do you love me?−」(略称「ヒトコイ」)なんだ。
 という言い訳のもとに、誰も付いてきてくれなくとも、いくよー。



 わたしの世界は、枠に閉じ込められている。
 パソコンのディスプレイに映し出され、窓枠に囲まれ、切り取った写真のような風景。
 白い壁に囲まれている。
 触れると少しだけ冷たい純白の壁。
 わたしの世界にある色は、それだけ。
 鮮やかな風花も、まばゆいばかりの夏の光も、舞い散る椛(もみじ)も、降り積もる雪も、その色は見れない。感じられない。触れられない。
 この世界で、わたしは、ひとりぼっち。
 わかっている。
 それは、ただの感傷的な思い込みで、自己憐憫や自己陶酔にも似たものに過ぎない。
 けれども、わたしにとっては、それはまぎれもなく嘘偽りのない真実なのだ、と。
 鏡に映ったわたしが、わたしに告げている。
 完全な醜さで自分を越えて行けるなら、何度でも泥を纏おう。
 不完全な瞬きで綺麗なもの以外すべてを消すなら、この眼を捨てよう。
 ひび割れた世界で、ひとりで叫ぼう。
 そう、あなたに出会うまでは……。
 いまは、ただ、ただ、ただ、ただ、あなたに触れたい。
 あなたに触れることができないのなら、わたしも、世界も、存在する意味すらない。。
 ―――あなたは、わたしの世界のすべて。
                  ―――牧村・フェリシア・ベンフォートの想い。



 彼は、部隊の中でも別格に優れていた。
 訓練でも実戦でも、なにをやらしても完璧だったし、他の者なら悪態をつくような任務も黙々とこなした。
 だが、成功して、みなが大喜びする時も、ハメを外す時も、静かなままだった。
 人間らしさがないというわけではない。
 困っている者や苦しんでいる者がいれば、我が身をかえりみずに助けもした。
 だからこそ、まわりの仲間たちからも信頼されていた。
 しかし、医療カウンセリングで彼に自殺願望があると診断された時、仲間が全員が彼を弁護した時も、彼は沈黙を守ったままだった。
 「ちがう」とも「そうだ」とも言わず、ただ、静かに佇んでいた。
                    ―――醍醐宗仁に関しての直属上官の言葉。



 絶望という文字の意味を知っている?
 それは、だれかによって、のぞみを奪われることで、そこから水泡のように湧きあがる諦念の及ぼす放棄。
 外から訪れる、かなしみも。
 内から出づる、くるしみも。
 ながれる血の痕が痛みをもつように、あとから、あとから湧きあがる。
 どこまでも、どこまでも追いかけてくる。
 わたしのなかに持ち籠る絶望という名の胎児が、わたしの心を喰らいながら育ってゆくので、このからだが鉛くてならない。
 鉛くてならない。
 絶望は、わたしそのものだから……。
                ――― …………の想い。



 人間は、忘却の生き物である。とくに自らに不利、不快な事象は信じられない速度で忘却の深淵と沈められる。
 また、忘れなければ生きてゆけないのだ。
 意識的、無意識的に忘却を繰り返すことによって、人間はかろうじて発狂を免れる。
 虚構と現実をめぐる鎖が無限に上昇しつつ、同時に下降し円環を成すように、記憶は曖昧跋扈なものへと変質する。
 それは、現実逃避のような悪循環のように思えるが、肉体的、精神的救済に他ならないものだとわたしは判断する。
 正気と狂気の境界線に位置するそれは、証明不可能な決定不可能な命題であろう。その真理性が、意識的無意識的思考の矛盾のなかに存在するためである。
 思考規範の混乱。
 わたしは「私である」ということを認識し、それ故に自同律の破綻を認知認識する。
 思考規範の錯綜。
 忘却は「罪」であるのか。
 いや、善悪という判断基準すらない、もたない、どの分類にも存在するはずもない不確定な介入者を待つ。
 ―――
 ―――
 ―――
 答えなどない。あるはずもない。
 罪も罰も、ヒトの知恵より生じた事象であり、この思考すらも人間の意識から脱していないからである。
 宇宙の記憶。
 大気の記憶。
 純水の記憶。
 大地の記憶。
 植物の記憶。
 動物の記憶。
 忘却は、神には許されぬ行為であり、ヒトにのみ許された行為である。
 逆説的に、それゆえに、ヒトは忘れねばならないのだ。
 思い出などという自己の心理的内面に作りだされる虚像によって、美化され歪曲した醜き事象は忘れなければならない。
 だが、愚かなわたしは、忘却することも狂信することも出来ずにいる。
                 ―――  …………の想い。



 ぐふっ。(吐血)
 いいカンジで恥ずかしいですよ。(笑)
 軽い羞恥プレイみたいなモンですな。付き合わされる方がたまらないでしょうがね。(苦笑)
 でも、いいねん。やっぱ好きやねん。(なんで、エセ関西弁なんだよ!!)
 オレは、精神が病んでる個性的なNPCが好きなんだよ。もちろん、PCあってのNPCなので、それ単体ではダメなので、ぜひぜひ、絡んで叩いて打ち砕いて優しく抱きしめてください。(意味不明)
 こういうのも「どうかな?」っていうか、読まないか、斜め読みぐらいで済ますのは予測の範囲内つーか、わかりきってるんだけど、まぁ、自己満足自己満足。(えっー!?)
 今回のシナリオのキーワードは、シナリオ・タイトルにある通り『愛』だからね!(愛ってなんだい? 躊躇わないことさ!!)
 あばよ、涙!
 よろしく、勇気!!
 さぁ、頑張ってシナリオ作ろう。(えっーと、チョーシこきました。すみません)



追記.
 ちなみにsiroto的には『愛』って、壮絶な精神の潰し合いと想ってる。(笑)
 どんな恋愛してきたの?とか聞くなよ。色々と思い出して泣くぞ。(笑)